中国工程机械工業協会などによると、中国における2017年8月のブルドーザー販売実績(11社ベース)は前年同月比61%増の451台となった。3月に減少したが、残りの7ヶ月間は前年同月比プラス、かつ6カ月は50%以上増加する強い勢いがある。
1~8月累計のブルドーザー販売実績は前年同期比39%増の4,065台(前年同期2,920台)となり、8月時点で2016年累計販売台数4,061台を上回った。年間では5,600台前後になる見込み。
8月の販売は、山推販売推土机が271台で約60%を占めた。宣工、柳工はそれぞれ42台、34台で続く。1~8月累計では、山推が2,940台で約72%占め、柳工、宣工、山工機械和移山が続いた。
モデル別によると、主力モデルの160馬力級は1~8月累計2,561台で、総販売の約62%を占め、続いて220馬力が723台で約18%となった。
8月のブルドーザー輸出は前年同月比175%増の206台となり、5カ月連続で100台を超え、月間輸出量は2014年10月以来の輸出量を記録した。8月の輸出は、売上高全体の46%を占め、2014年1月以来の最高水準である。
1~8月のブルドーザー輸出は前年同月比78%増の1,126台(前年同期:632台)で、総販売台数の約28%を占めた。
1月〜8月の標準ブルドーザー販売台数は2,462台で約61%を占めた。
地域別では、安徽省と湖北省はブルドーザーの需要地であり、8月の販売は260台を超え、山東、河南、江蘇、広東、天津、チベット、海南省がそれに続いた。
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