三一重工、インドネシアで開催の「The Construction Indonesia 2017」にスター製品提供をリリース

 「The Construction Indonesia 2017」(建設インドネシア2017:9月13日~16日)がインドネシアのジャカルタ国際博覧会(Kemayoran)で開催されている。中国の建設機械の大手メーカーである三一重工(以下SANY)は9月15日、油圧ショベル、掘削リグ、ホイールローダー、クローラークレーン、モバイルクレーン、 モーターグレーダーとコンクリートミキサー等を出展、SANYは今年最大の出展者であり、ショーのハイライトとなっていると発表した。同展示会でのリリースは12日に続いて2度目。

 展示されている掘削機の中で、SY245Hは中小鉱山の重負荷状態用に設計されている。1.25~1.4㎥のバケット容量、175kNのバケット掘削力、120kNの掘削力を特長としている。25.5トンの掘削機は、同じサイズの他の機械よりも安定した性能、強力なパワー、高い掘削効率を備えている。SY500Hの掘削機には、いすゞのエンジンが搭載されており、強力なパワーと優れた信頼性を備えている。このモデルは、重い作業負荷とマルチ作業条件に適している。

 SR285RおよびSR155ロータリー掘削リグは、顧客のさまざまな要求に応えるために展示されている。SR285Rは、最新の設計では、主に市街地、メガ道路、橋梁、複雑な層内の高層建築物に適用され、掘削岩の高効率化を実現している。SANYのC10シリーズ回転掘削リグSR155は、土壌層内の土木工事によく使用される。

 SANYはまた、9月13日と14日にシャングリ・ラホテルで大型ショベル、林業機械、掘削装置の2つの大規模なプロモーションミーティングを開催した。

 インドネシアは常にSANYにとって大きな市場となっている。2016年には、SANYのLiang Wengen会長がインドネシアを訪問し、南アジア地域で最も潜在的な市場となる素晴らしい国と称した。実際、インドネシア市場でのSANYの事業は、SANYがMorowali Tsingshan工業団地、ジャカルタ港の拡張、Java発電所などの主要プロジェクトに参加し始めた2004年にさかのぼる。

 SANYは、米国、ドイツ、ブラジル、インドに工場を構える世界有数の重機械メーカーであり、世界中の100以上の国と地域に事業を展開している。 同社は世界で最も革新的で成功した企業の1つとして認識されており、そのコンクリート機械は世界的に第1位にランクされている。

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