㈱松浦機械製作所 (本社:福井県福井市)は9月5日、立形マシニングセンタ「VX-660 」の販売を開始すると発表した。9 月18 日からドイツ・ハノーバーで開催されるEMO2017 (欧州国際工作機械見本市)に出展する予定。
アジア勢の台頭によって立形マシニングセンタの市場価格が急速に下がり始めた2012 年、同社は立形マシニングセンタのグローバルな市場での価格競争力を高めるため、VX シリーズを開発した。
VX シリーズは、いままで培ってきた同社の技術をOEM 機に反映させることで「Engineered by Matsuura」への新たな取り組みを行い、品質を維持しながら低価格を実現し、顧客から高評価を得ている。(VX シリーズ出荷実績 350台:2017年8 月末時点)
今回新たに、市場からの小型VX シリーズ開発の要求に応え、VX-660 (X/ Y/ Z 軸ストローク: 660/ 550/560mm)をラインナップに追加した。
VX-660 のY 軸ストロークは、[550mm]と1 ランク上のストロークを確保しており、大きな加工ワークに対応可能となっている。マシニングセンタの心臓部となる主軸はマツウラオリジナルスピンドル15,000min-1 を備え、アルミの高速加工から難削材加工まで幅広く対応する。また、オプションでより高速の20,000 min-1 スピンドルも選択可能となっている。
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