日本産業機械工業会、7月の環境装置受注は前年比15.5%増の606億1,400万円

2017年9月12日発表

 本月の受注高は、606億1,400万円で、前年同月比115.5%となった。

1.需要部門別の動向(前年同月との比較)

 (1)製造業:食品、化学向け産業廃水処理装置、鉄鋼向け排煙脱硫装置の減少により、20.0%となった。

 (2)非製造業:電力向け排煙脱硝装置、産業廃水処理装置の減少により、50.5%となった。

 (3)官公需:汚泥処理装置、都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の増加により、202.7%となった。

 (4)外需:排煙脱硫装置の減少により、27.3%となった。

2.装置別の動向(前年同月との比較)

 (1)大気汚染防止装置:鉄鋼、海外向け排煙脱硫装置の減少により、10.2%となった。

 (2)水質汚濁防止装置:官公需向け汚泥処理装置の増加により、126.2%となった。

 (3)ごみ処理装置:官公需向け都市ごみ処理装置、事業系廃棄物処理装置の増加により、212.8%となった。

 (4)騒音振動防止装置:その他製造業向け騒音防止装置の減少により、20.8%となった。

 環境装置受注201708関連表

(表1)環境装置の需要部門別受注状況

(表2)環境装置の装置別受注状況

(表3)平成29年7月 環境装置需要部門別受注額