アイリスオーヤマ、鳥栖第二工場の起工式を開催、60億円投資

 生活用品製造卸のアイリスオーヤマ(本社:仙台市)は9月13日、鳥栖第二工場増設の起工式を執り行ったと発表した。

 同工場には、LED照明の生産ラインと4万パレットを収容できる自動倉庫を新設する。現在、同社が持つ国内の自動倉庫は約20万パレットの収容力があるが、今回の増設により、鳥栖工場全体で約6.4万パレットの収容力をもつ国内最大規模の工場となる。

 2017年度は単体売上1,550億円(前年比127%)、経常利益10%の達成を目指している。中でも値ごろ価格の「なるほど家電(R)」を開発、販売している家電事業は売上と利益を大きく伸ばし、地域密着の拠点戦略を展開しているLED事業においても競争力が向上している。今後も更なる売上の増加を見込み、事業拡大に伴う取り扱い品目と出荷量の増大に対応できる供給体制を構築する。

<鳥栖第二工場(増設部)概要>

所在地:佐賀県鳥栖市西新町1422-233

敷地面積:34,224㎡・自動倉庫:40,000パレット

生産品目:LED照明

投資金額:約60億円

竣工時期:2018年7月

新規雇用人数:初年度20名

販売計画:初年度70億円

 ニュースリリース

■ 鳥栖第一工場概要

  • ・所在地    : 佐賀県鳥栖市西新町1375-26
  • ・敷地面積   : 80,566m²
  • ・自動倉庫   : 24,468パレット
  • ・主な生産品目 : プラスチック製生活用品(収納用品)
  • ・竣工時期   : 1990年4月

■ 鳥栖第二工場概要

  • ・所在地    : 佐賀県鳥栖市立石町字長蓮441番地13
  • ・敷地面積   : 79,169m²(増設部含む)
  • ・主な生産品目 : LED照明
  • ・竣工時期   : 2011年10月