農業薬品や消毒薬などを製造・販売するアグロ カネショウは9月8日、大和ハウス工業から山口県防府市に工場用地約4万8,000㎡を取得すると発表した。取得額は12億円。契約締結日は10月5日、物件引渡しは2018年1月を予定している。
同社は、東京電力福島第1原子力発電所事故により、福島工場の操業を停止後、一部を茨城工場に移設、直江津工場や外部委託を併用して生産を行っていた。今回、更なる事業拡大に向けて、生産拠点の一極集中によるリスクの低減と製品の安定供給を図るため、山口県に新工場用地を取得することにした。
事業は、大和ハウス工業を請負者とする「工事請負契約」の締結を条件としている。土地を含む投資総額は約40億円を予定しているが、詳細が決まり次第発表するとしている。
<取得用地の概要>
所在地:山口県防府市
取得価額:12億円
敷地面積:約48,000㎡
契約締結予定日:2017年10月5日
物件引渡予定日:2018年1月