サンドビック、南アフリカに生産拠点新設、アフリカ市場向けLH115Lを現地生産

 スウェーデンのSandvik(サンドビック、本社:ストックホルム)は9月5日、南アフリカでアフリカ市場向けに発売される新しいロープロファイルローダーSandvik LH115Lの完全生産のために、独自の地元製造施設を設立することを決定したと発表した。南アフリカには継続して投資するとしており、現地に生産能力を設定することによって、高品質の負荷を構築、顧客に近い場所で装置を運ぶとしている。

  発表によると、Sandvikは70年の南アフリカの歴史の中で、鉱山業界が直面している課題に精通しており、民間投資と地元の製造業が鉱山の生活、技術開発、雇用を拡大する上で果たす重要な役割を理解している。

 Sandvik Mining&Rock Technology南アフリカ販売エリア担当副社長のSimon Andrews(サイモン・アンドリュース)は次のように述べている。

 「この最新の現地製造施設は、当社の開発における刺激的な新しい章を表しており、スキル開発と現地生産能力に関わる欲求を表しています。さらに、サンドビックは、この新しい施設に高品質の製造における世界標準とプロセスを提供しています」

 また、製品エリア担当のMats Eriksson(マッツ・エリクソン)は「世界中の他の製造拠点で既に実績のあるプロセスやシステムを構築するためのナレッジ・トランスファーを作成しており、必要に応じてこの製造現場に他のサンドビック製品を追加できるようになっています」と述べている。

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