アシックス、「アシックスアパレル工業」新工場が完成

■効率性を高めた柔軟な生産体制で高付加価値アパレルを生産

 ㈱アシックスは9月1日、国内のアパレル生産拠点で、100%子会社であるアシックスアパレル工業㈱の新工場を建設したと発表した。2016年11月1日から建設に着手し、2017年8月16日に工事を完了した。

 新工場は、同社が福井県越前市内に保有していた福井工場と武生工場を統合した。従業員および設備配置の柔軟性を高めることで、顧客からの多様な要望に迅速、かつ正確に対応できる生産体制を構築し、多品種・小ロット・短納期生産を実現することを目的に建設した。

 また、北陸地区が有する繊維加工集積地としての材料調達力や、熟練技能者の縫製技術を生かした「日本製」の高付加価値商品群の開発・生産に取り組む。さらに、国内唯一の自社アパレル生産拠点として、本社と連携しながら縫製技術やその他加工に関する研究も行っていく。

<アシックスアパレル工業株式会社の概要>

 所在地:福井県越前市家久町第57号3番地の1

 代表:代表取締役社長 西谷 透

 敷地面積:10,042m2(約3,038坪)

 延床面積:5,164m2(約1,562坪)

 構造:鉄骨造(1棟2階建て)

 建設着手日:2016年11月1日

 工事完了日:2017年8月16日

 稼働開始日:2017年8月17日

 主な製造商品:トップアスリート向けスポーツウエア、各種競技向けチームウエア、学校体育衣料向けウエアなど

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