アイリスオーヤマ、精米したての米をパックご飯に「低温製法米®」の新鮮さそのまま パックご飯の自社生産を開始

 アイリスオーヤマは、パックご飯の国内における需要拡大に対応するため、角田工場内に生産設備を導入し8月29日よりパックご飯の自社生産を開始した。これに伴い、2015年5月に発売したパックご飯「低温製法米のおいしいごはん®」のラインアップを一新した、全9アイテムを9月11日より順次発売する。投資額は約30億円。パックご飯を一日25万食製造する。初年度の販売計画は30億円。

 アイリスオーヤマは、被災地における農業の復興支援を目的として、2013年から精米事業に参入して以降「簡単・便利・美味しい」のコンセプトと、精米したての米の美味しさを保つ「低温製法」により、多様なライフスタイルに対応する商品を数多く展開してきた。

 近年、米の消費量が減少する一方、節約志向による中食の需要拡大や調理の簡便化、世帯構成や食生活の変化などにより、電子レンジで温めるパックご飯への需要が高まっている。しかし、食味の劣化や保存料に対する懸念から購入しない生活者も多いのが現状。

 今回アイリスオーヤマは角田工場内に、精米した直後の米をパックご飯に加工する設備を新設した。米の食味を損なわない15℃以下の環境で精米した「低温製法米® 」を、人手を介することなく同じ製造ラインで新鮮な状態のままパックご飯に加工する。

<角田工場パックご飯工場概要

稼働時期:2017年8月29日

設備投資金額:約30億円

生産能力:日産25万食

販売計画:30億円(初年度)

 ニュースリリース