日立建機は8月30日、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合した新型タイヤローラZC220P-6(運転質量12.9t)を日本国内向けに9月1日より発売すると発表した。
同製品は、オフロード法2014年基準への適合に加え、国土交通省の超低騒音型建設機械の基準値をクリアしながら、従来機と比べて約7.6%の燃費低減を実現している。また、車体後方の障害物を検知する「後方ガードセンサ」や、駐車ブレーキの掛け忘れを防止する「電気スイッチ式駐車ブレーキ」を採用することで安全性の向上に貢献している。さらに、機械の稼働状況などのビッグデータを蓄積する「Global e-Service(グローバル イー サービス)」を搭載することで、道路機械ではじめて、稼働状況・保守の遠隔管理を実現している。加えて、マシンダウンにつながるようなアラームを検知した際にタイムリーに顧客に知らせる「緊急レポート」を、パソコンやスマートフォンなどに自動で配信し、顧客の課題である「ライフサイクルコスト低減」に貢献する。
販売目標は、国内向けに年間150台を見込んでいる。