大日精化工業、インド生産拠点の能力増強が完了

 大日精化工業は8月29日、100%出資の海外現地法人であるDainichi Color India Private Limited.(インド共和国ラジャスタン州)で、かねてより計画していた生産能力の増強工事が完了し、8月より稼働を開始したと発表した。

 同社は成長市場への投資を積極的に実施し、海外売上高比率50%を目標にグローバル化を推進している。今回の増強工事は、樹脂コンバウンドなどプラスチック用着色剤の需要増加に対応するための生産設備増設したもの。

 インドでは経済発展に加え、外国資本の製造業の投資を推奨する政策もあり、各分野で生産拠点としての進出が盛んで、車輌や家電などのプラスチック需要が拡大している。これに伴い、同社主力製品であるプラスチック用着色剤の需要も増えており、同時に現地調達の必要性も高まっている。これらに対応するため、生産ライン1系列を増設し、能力増強を図った。

<会社概要>

資本金:941,366千インドルピー

設立:2008年7月

 ニュースリリース