三菱製鋼、インド「MSM SPRING INDIA PVT. LTD.」が開所式

 三菱製鋼は8月8日、子会社である、MSM SPRING INDIA PVT.LTD.の開所式が現地時間8月3日、インド・チェンナイ近郊の同社工場内で行ったと発表した。三菱製鋼は、成長が見込まれるインドにおいて建設機械向け太巻ばねを製造・販売を行う子会社として、現地の大手ばねメーカーであるStumpp Schuele & Somappa Springs Pvt. Ltd.との合弁会社として設立した。三菱製鋼における建設機械向け太巻ばねの製造拠点は、日本・中国に続き、このインドが3カ所目となる。

 今後、日本で培った高い品質と日本、中国における実績、ブランド力を生かし、インドでも建設機械メーカー様の現地調達化に応え、インド国内で自動車向けばねメーカーとしての地位を確立している合弁先との関係をより強固なものとし、インド経済の発展に貢献していくとしている。さらに材料一貫メーカーとしての強みを活かして材料の現地調達を進めることで、将来的には国内鉄道メーカーへの販路開拓や欧州市場への輸出も視野に入れてさらなる成長を目指す。

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