ヨコオ、車載通信機器事業の拡大で「ベトナム工場」の生産体制を増強

 ㈱)ヨコオは8月24日、昨年9月より建設を進めていた車載通信機器事業の主力生産拠点「ヨコオ・ベトナム(以下、ベトナム工場)」の第3期拡張工事が完了、稼働を開始したと発表した。今回の拡張により、今後の生産品目および生産数量の増加に対応し、さらなる事業拡大を推進する計画。

 車載通信機器事業は国内外ともに販売が好調に推移しており、今後も増収を見込んでいる。ベトナム工場では、現在、ワイヤーハーネスやAM/FM用マイクロアンテナなどの組立加工を中心に行っているが、シャークフィンアンテナの組立加工や樹脂成型部品の内製拡大も視野に入れており、今回の拡張工事はその生産体制強化の一環。

 ヨコオは、今後急速に進展する自動運転/コネクテッドカーなどの自動車業界の変革にスピーディに対応するとともに、グローバル生産体制の進化を追求し、さらなる事業拡大を目指す。

<ベトナム工場の概要>

会社名:Yokowo Vietnam Co., Ltd.(ヨコオ・ベトナム)

所在地:ベトナム・ハノイ近郊ハナム省・ドンバンII工業団地

設立:2011年7月

延床面積:18,390㎡(工事前:15,300㎡)

業務内容:車載通信機器製品の生産および販売 

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