富士機械製造、4~6月期売上は22.6%増の283億5,600万円

 富士機械製造が8月10日に発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)連結業績によると、売上高は283億5,600万円(前年同期比22.6%増)、営業利益は50億9,000万円(同53.5%増)、経常利益は54億2,200万円(同77.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は38億8,300万円(同84.6%増)となった。

 富士機械製造2017年度第1四半期データ

<ロボットソリューション>

 電子部品実装関連の設備投資は通信関連、車載、その他産業機械等全業種、業界において積極的な姿勢が見られた。この結果、売上高は253億8,500万円(同27.9%増)、営業利益は59億6,200万円(同34.6%増)となった。

<工作機械>

 販売地域が限定的なこともあり、売上高は25億6,500万円(同14.4%減)、営業損益は△1億200万円(前年同期△1億4,600万円)となった。

 2018年3月期連結業績は、売上高1,040億円(前期比20.4%増)、営業利益161億円(同64.4%増)、経常利益166億円(同62.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益118億円(同67.3%増)となる見通し。ロボットソシューション事業が、旺盛な設備投資需要に支えられ受注が好調なことなどから、前回発表時に対し、売上高で80億円、営業および経常利益26億円、純利益で18億円上方修正した。

 なお、同社は2018年4月に社名を「株式会社FUJI」に変更する。

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