鍛圧機械、17年7月受注は前年同月比18.3%減の232.2億円

 日本鍛圧機械工業会が8月8日に発表した受注総合計は233億2,000万円、前年同月比18.3%減となり、7カ月振りに前年を下回った。プレス系は7カ月振り、板金系も4カ月振りに前年同月を下回った。特に板金系は、前年同月が好調だったことによる対比が大きく全体的に低調となった。第2四半期の企業業績は、一般的に好調を維持しており、次月以降の回復に期待したいとしている。

 機種別では、プレス系機械は87億9,000万円、前年同月比3.0%減。超大型が44.4%増、中型6.9%増、小型も14.9%増だが大型は25.1%減。油圧プレス35.8%減、フォーミングも38.8%減だが自動化・安全装置は12.6%増となった。

 板金系機械は82億1,000万円、前年同月比37.9%減。パンチングが24.7%減、プレスブレーキ35.7%減、レーザ・プラズマも51.2%減となった。

 内外別では、国内は101億9,000万円、前年同月比37.2%減。自動車は0.2%増だが金属製品製造業は49.0%減、一般機械が46.3%減、電機14.1%減、鉄鋼・非鉄金属も74.4%減となった。

 機種計での輸出は68億円、前年同月比12.3%増。北米向けが19.7%増、中国向け78.2%増、韓国・台湾向け46.2%増、インド向け39.7%増だが東南アジア向け55.0%減、欧州向も36.0%減となった。

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