独ユングハインリッヒ(Jungheinrich、ハンブルグ)は8月2日、「三菱キャタピラーフォークリフトアメリカ」(MCFA、本社:テキサス州)とフォークリフト用部品生産の合弁会社ICOTEX LLC.(テキサス州コンロー)を今年1月に設立していたが、8月1日、同州ヒューストンで合弁会社の開業を祝ったと発表した。ニチユ三菱フォークリフト、MCFA、ユングハインリッヒの役員、ICOTEXの従業員、町役人、その他の主要な同僚やサポーターを含む約200人がグランドオープニングセレモニーに参加した。
MCFAは、ニチユ三菱フォークリフトと米キャタピラー社の合弁会社で、ユング社製品の米国、カナダおよびメキシコにおける流通パートナー。ヒューストン本社工場でICOTEXが生産するフォークリフト部品を調達し完成車に仕上げる。
ICOTEXのコンロー工場は延床面積7万1,000平方フート(約6,600㎡)。工場の機能には、プラズマ切断、曲げ、機械加工、溶接、粉体塗装など。新規に80人採用して最先端のフォークリフト用部品800品目を生産する。
ユングハインリッヒは、1953年に設立。ドイツハンブルクに本社を置き、36カ国に直販会社をはじめ、70カ国にパートナー企業を置いてグローバルに展開している。世界中で1万5,000人以上の従業員を雇用しており、2015年の売上高27.5億ユーロ。
北米での販売は、北米全土に設置されたMitsubishi Caterpillar Forklift America Inc.(MCFA)の大規模なディーラーネットワークを通じて販売されている。
テキサス州ヒューストンに拠点を置くMCFAは、テキサス州、カリフォルニア州、インディアナ州、ミシガン州、ペンシルバニア州の5つのローカル部品配送センターと24時間の部品配送保証を受けて、米国、カナダ、メキシコに340以上のディーラーを擁している。