■オフロード法2014年基準に適合
日立建機は8月3日、新型ホイールローダ ZW-6シリーズとして、ZW140-6(標準バケット容量 2.0m3、運転質量 10.6t)、ZW150-6(同 2.3m3、同 11.8t)を日本国内向けに2017年9月1日より発売すると発表した。
「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(以下、オフロード法)」2014年基準に適合したホイールローダで、従来機の「シンプルなモード選択」や、「操作性」、「静粛性」などの優れた性能を踏襲しながら、アクスルの抵抗を低減することで、低燃費と高い作業性能を実現している。
また、排出ガスの後処理装置にPM除去フィルタレスの「尿素 SCR システム」を採用したことで、従来まで必要としていた定期的な清掃や交換などのメンテナンスが不要となり、長期的なメンテナンスコストやメンテナンス中のダウンタイムの低減を実現し、ユーザーニーズに応えている。
販売目標は、国内向けに2機種合計で年間200台を見込んでいる。