日本建設機械工業会が8月2日に発表した6月の建設機械出荷金額は、前年同月比15.0%増の2,172億円となった。うち内需は6.8%増加の846億円、外需は20.9%増加の1,326億円。内需は7カ月連続、外需は8カ月連続、総合計は8カ月連続での増加となった。
内需の機種別は、トラクタ47.4%増加の92億円、油圧ショベル59.6%増加の263億円、ミニショベル21.9%増加の70億円、道路機械19.5%増加の34億円、コンクリート機械19.1%増加の25億円、油圧ブレーカ圧砕機18.7%増加の18億円の6機種と補給部品5.7%増加の108億円が増加し、内需全体では6.8%の増加となった。
外需の機種別は、トラクタ39.2%増加の158億円、油圧ショベル13.1%増加の526億円、ミニショベル18.0%増加の168億円、道路機械30.1%増加の27億円、基礎機械245.5%増加の7億円、油圧ブレーカ圧砕機33.1%増加の7億円、その他建設機械43.4%増加の181億円の7機種と補給部品42.7%増加の193億円が増加した。
地域別に見ると、アジアが8カ月連続の増加、欧州が4カ月連続の増加、アフリカが7カ月連続の増加、北米が10カ月振りの増加、中南米が2カ月振りの増加、CISその他東欧が4カ月連続の増加の6地域が増加し、外需全体では20.9%の増加となった。