ユナイテッド・トラクターズ、17年上半期売上30%増、コマツ鉱山機械は大幅増

■コマツ建機は69%増の1,751台、鉱山機械が大幅増

 インドネシアのユナイテッド・トラクターズ(UT)が7月27日発表した2017年上半期(1~6月)の連結売上高は、2016年の22.6兆ルピアから30%増の29.4兆ルピアに増加した。コマツ製建設機械の売上増、石炭生産の過負荷が除去され販売価格の改善されたことによるもの。当期純利益は3兆4,000億ルピアで、営業利益および利益率の上昇により前年同期の1兆9,000億ルピアに比べ85%増加したとしている。

 建設機械部門は、コマツの建設機械販売台数は1,036台から1,751台と69%増加した。スペアパーツおよび保守サービスの売上高は16%増の3兆2,000億ルピアに達した。合計で、建設機械部門の売上高は63%増の11.2兆ルピアに達した。

 鉱業契約事業セグメントは、純収益の15%増の13.3兆ルピアを記録し、石炭生産量は5,020万トンから4%増の5,200万トン、過剰負荷除去量は3億4,110万バーツから6%増の3億6,040万バーツとなった。

 同社はPT Pamapersadaを通じて鉱業契約事業を行っている。ヌサンタラ(PAMA)。 2017年6月現在、PAMAは48%の収益を維持した。

 鉱業部門の石炭販売量は、石炭取引事業による販売量の減少により、18%減少して360万トンとなった。平均石炭販売価格の上昇により純売上高は24%増の4兆ルピアになった。第4のセグメントである建設業は、純収益の9%増を1兆ルピアに計上した。

 連結純利益は、鉱業部門が45%、建設機械が38%、鉱業が13%、建設業が4%の寄与を達成したとしている。

 

 

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