アイチコーポレーションが発表した2018年3月期第1四半期(4~6月)連結業績によると、売上高は前年同期を2億4,300万円(2%)上回る117億9,800万円となった。セグメント別には、特装車売上高は前年同期を1億9,800万円(2%)上回る92億7,100万円、部品・修理売上高は前年同期を5,700万円(3%)上回る22億9,500万円となった。
営業利益は前年同期を800万円(1%)上回る10億2,900万円、経常利益は前年同期を1億2,100万円(12%)上回る11億3,800万円となった。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期を1億2,600万円(20%)上回る7億7,300万円となった。
主要需要先である電力業界は、設備の老朽化更新需要の継続、通信業界は経年車両の更改需要により、前年同期に比べ増加した。鉄道業界も車両の老朽化更新や機械化需要の継続により、前年同期に比べ増加した。一方、レンタル業界は、建築工事需要向け投資の抑制傾向は変わらず、社会インフラ工事需要の増加はあるものの、前年同期に比べ減少した。
また、2018年3月期第2四半期および通期の業績予想については、4月公表値を据え置いた。