タムラ製作所(東京都練馬区)は7月14日、埼玉県坂戸市にある坂戸事業所の建て替えと電子部品関連事業の業務再配置を行うと発表した。
坂戸事業所は、電子部品関連事業の生産・開発・販売のコア拠点として1980年に開設されたが、その後生産機能は国内外のグループ会社へ移管が進んでいる。現在では、製品開発やマーケティングの中核拠点としての重要度が増している。
今後、車載関連の量産品の製造と航空・宇宙関連の製造を坂戸事業所から(株)若柳タムラ製作所に移管する。さらに、坂戸事業所は、電子部品事業の技術および営業部門のコア拠点化とする計画。
新棟は、技術部門・営業部門をワンフロアに集約し、ショースペース・会議室を配置し、社外との協創を促進する。
<設備投資概要>
名称:(株)タムラ製作所 坂戸新棟(仮称)
投資総額:約34億円(解体費用・駐車場等の付帯設備の費用を含む)
所在地:埼玉県坂戸市千代田5-5-30
延床面積:8,500㎡
完成予定:新棟 2018年9月(使用開始:2018年10月)
:付帯設備 2019年12月