新日鉄住金エンジニアリング(本社:東京都品川区)は7月13日、インドネシアにおいて、大阪製鐵(大阪府)と同国鉄鋼大手クラカタウ社の合弁会社であるPT. KRAKATAU OSAKA STEEL(以下KOS社)の形鋼・棒鋼等圧延設備向けの省エネ型加熱炉を完工したと発表した。
同加熱炉は、ジャワ島西部バンテン州のKOS社工場において、特にインフラ向けに今後需要の拡大が見込まれる中小形形鋼、鉄筋棒鋼及び平鋼を製造するコンバインドミル設備向けに新規設備として計画され、2015年6月に契約し、2017年1月より操業を開始している。
同加熱炉に適用したリジェネレーティブバーナは新日鉄住金エンジニアリングが独自に開発したもの。
<設備概要>
・建設場所:インドネシア共和国バンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内
・製造鋼種:中小形形鋼、鉄筋棒鋼及び平鋼
・生産量:約50万トン/年(フルアップ時)
・加熱炉能力:120T/Hr