千代田化工、ECS社グループの米国連邦倒産法第11章による会社再建計画の裁判所承認を取得

 千代田化工建設は6月30日、海中・海底設備(サブシー)の設計・建設を展開する当社の持分適用会社のEMAS CHIYODA Subsea Limited(本社:英国、千代田出資比率35%、以下ECS社)及び同社子会社が6月29日(米国時間)に米国連邦倒産法第11章に則り、米国テキサス州南部地区の連邦倒産裁判所より同社再建計画の承認を取得したと発表した。この再建計画により、ECS社の再建プロセスは完了し、同社はSubsea 7 S.A.社(*)(以下Subsea 7社)の100%子会社となる。

 千代田化工建設としては、これまでECS社で蓄積した経験も踏まえ、今後のオフショア・アップストリーム分野への取り組みについて、Subsea 7社等と協議を進めていく。
 なお、千代田化工建設は引き続き英国オフショア・アップストリーム分野の子会社であるXodus Group Limitedによるコンサルティングサービスを日本の顧客を含め幅広く提供していく。
(*)Subsea 7 S.A.社(本社:英国)は海洋エネルギー分野において、海上、海中、海底設備の設計、建設といったサービスを提供する世界的なコントラクター。