沖電気工業(OKI)、中国・深●で新工場稼働から10周年

■地域に根ざした生産活動を継続、世界の市場に向けてさらなる飛躍へ

 沖電気工業(通称:OKI)グループの中国現地法人で、ATM・プリンターの製造を行う沖電気実業(深●)有限公司(本社:中国広東省深●市、以下 OSZ)は6月28日、深●市南山区西麗の新工場が稼働10周年を迎えたと発表した。現地従業員、地元社会の支援に感謝すると同時に、今後もさらに事業成長を目指し、地域に根ざした生産活動を継続して世界の市場に向けてさらなる飛躍を図っていくとしている。

 OSZは2001年に設立され、OKIグループの主要生産拠点としてATMや現金処理機などの金融機関向け自動化機器およびプリンターの製造を担ってきた。2007年に事業規模拡大にともない深●市南山区西麗に大幅に生産能力を拡大した新工場を設立し、以後新工場にて製造を継続している。生産した商品は中国国内はもとより世界100カ国・地域へ向けて出荷されており、2008年以後「中国対外貿易企業TOP500社」に毎年ランクインしている。

 OSZでは、OKIが長年培ってきた「ものづくりの技術」と「先進的な工場管理」をもとに現地の優秀な人材を育成するとともに、働きやすい職場作りに努力を重ねてきて、深●市政府に「労働法遵守模範企業」として認定されている。さらに定期的な工場周辺の清掃活動や、稚魚放流や植林や外来種植物の除去の実施、地域のボランティア団体と共同でビーチ清掃のイベントを開催するなど、環境保護のためのさまざまな地域貢献活動を推進しており、今後も継続していく。

●印=土へんに川

<沖電気実業(深●)有限公司 概要>
社名:沖電気実業(深●)有限公司
所在地:国広東省深●市南山区松白公路百旺信工業区六区
董事長:山本 雅和
社員数:1,552名(2017年5月末現在)
設立:2001年7月
資本金:6,750万HK$(沖電気工業株式会社が沖電気香港有限公司を通して100%出資)事業内容:TM・現金処理機などの金融・流通市場製品、およびプリンター・消耗品の設計、研究開発、製造、販売