J-オイルミルズ、岡山県倉敷市の大豆搾油の倉敷工場が竣工

J-オイルミルズ(東京都中央区)は6月15日、岡山県倉敷市玉島ハーバーアイランドで建設を進めていた大豆搾油の新工場(工場名称:倉敷工場)が完成、13日、現地で竣工式を行ったと発表した。

ニュースリリース

 J-オイルミルズは、JA全農の子会社であるJA西日本くみあい飼料と全農サイロとともに、3社が各々建設した搾油工場、飼料工場、原料サイロによって競争力のある高品質な製品を製造する食品・飼料コンビナートを構築した。

当該工場は、西日本の大豆搾油拠点として、大豆油と大豆ミールを安定的に供給することを目的として建設した。

J-オイルミルズにとっては1968年の旧事業会社日本大豆製油神戸工場の建設以来約50年ぶりの大豆搾油工場の建設であり、安定的に高稼働を確保するためのダウンサイジングと最新鋭の設備による生産ラインの自動化・合理化により、最少要員での稼働、低コスト、高歩留まりを実現し、高い生産性を実現していく。またこの稼働にともない、J-オイルミルズが保有する各工場との搾油オペレーションの更なる効率化を目指す。

<J-オイルミルズ倉敷工場の概要>
所在地:岡山県倉敷市玉島乙島新湊8266番地
稼働開始日:2017年6月15日
敷地面積:28,250㎡
延床面積:7,164㎡
生産能力:搾油37万トン(大豆油7万トン、大豆ミール30万トン)
生産品目:大豆原油、大豆ミール、大豆豆皮

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