東邦チタニウムは6月1日、出資するサウジアラビの合弁事業会社が建設を進めてきたスポンジチタ製造工場が竣工し、工場の引渡しを受けたと発表した。今後は 設備試運転等を進め2018年初の商業生産開始を目指す。
<合弁会社の概要>
名称:Advanced Metal Industries Cluster and Toho Titanium Metal Company Limited
本店所在地:ヤンブー(サウジアラビア王国)
役員構成:CEO Dr. Fadi M. Trabzuni
COO 安保 重男(東邦チタニウム常務執行役員)
取締役(非常勤)占部 知之(東邦チタニウム代表取締役副社長執行役員)
他3名(合計6名)
事業内容:サウジアラビア王国内におけるスポンジチタンの製造・販売
設立年月日:2016年2月29日
出資比率:東邦チタニウム株式会社 35%、Advanced Metal Industries Cluster Company Limited * 65%
* The National Titanium Dioxide Company Ltd.およびThe National Industrialization Companyの折半出資による合弁会社。
工場生産能力:スポンジチタン 15,600 t/年