■西日本地区の生産基盤拡大
岐阜プラスチック工業(岐阜県岐阜市)は5月31日、岡山県倉敷市水島港玉島地区(玉島ハーバーアイランド)の工業用地の取得に関し、同県議会に提案し承認の後、6月末に契約を締結すると発表した。
今回の工業用地取得により、多くの需要先から支持を得た物流用樹脂パレットの供給面の充実を図るとともに、近年増加している河川の氾濫や都市型水害の雨水流出抑制のための「雨水貯留槽」の生産の他、良品計画様向け収納用品の生産基盤の拡大を図っていく。
また、生産設備は射出成形機のほか、最新鋭のロボットやIoTを駆使し、従来より格段と省人化・省力化が進んだ最先端工場を建設し、西日本地区を中心とする需要先へ安定した供給を実現していく。
<新工場建設概要>
名称:岐阜プラスチック工業株式会社 岡山工場
立地場所:玉島ハーバーアイランド⑥-7号地(倉敷市玉島乙島字新湊8263番32)
敷地面積:50,036.31㎡
着工年月:平成29年9月(予定)
操業年月:平成31年3月(予定)
延床面積:17,129.8㎡
投資額:約73億円(土地代を含む)
従業員数:50名(予定)
事業内容:樹脂パレット、雨水貯留槽及び収納用品等を中心とした樹脂製品の製造