トッパン・フォームズなど、ビジネスフォームの生産効率向上とIoT関連製品の生産体制強化で静岡県袋井市に新工場

トッパン・フォームズは5月11日、ビジネスフォームの生産効率向上やIoT関連製品の生産体制強化、BCP体制の強化などを目的に静岡県袋井市に「東海工場(仮称、以下東海工場)」を新たに建設すると発表した。

東海工場にはグループ会社のトッパン・フォームズ東海株式会社(本社:静岡県浜松市)の静岡県内3工場の集約と名古屋工場のビジネスフォーム製造機能の移管を行う。また新型印刷機の導入などにより大幅な生産効率の向上を図る。加えてマーケットニーズの高いIDカードを中心としたカード製品やICタグ・ラベルを中心としたIoT関連製品の生産体制を増強することでITイノベーション事業の強化につなげる。

さらにグループ会社のトッパン・フォームズ・サービス(本社:埼玉県所沢市)と共同で東海工場内に物流センターを新設し、トッパンフォームズグループ全体の物流効率改善にも取り組みます。竣工は2019年後半を予定している。

トッパンフォームズグループは持続的な成長を実現していくために、競争力強化のための事業投資やITを活用した高付加価値で収益性の高い新サービス・新事業の展開を加速させるとともに、さらなる製造拠点の集約やグループの再編、人員配置の最適化を含めた構造改革を推し進め、企業価値の向上を図っている。

この取り組みの一環として東海工場の新設やそれに伴う製造拠点・機能の集約を実施し、グループ全体の経営資源の有効活用や経営の効率化を進め、経営基盤のさらなる強化を進めていく。

<東海工場の概要(予定)>

・工場名:トッパン・フォームズ東海株式会社 東海工場(仮称)

・工場所在地:静岡県袋井市豊沢

・建物構造:地上4階建てRC造

・竣工時期:2019年度後半

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