三菱倉庫、51億円を投じ、大阪府茨木市に医薬品対応の倉庫建設

三菱倉庫は5月1日、大阪府茨木市に「茨木4号配送センター」の建設に着手したと発表した。

医薬品配送センターの集積地である茨木地区に新たな医薬品対応倉庫を稼働させ、医薬品の保管・配送機能を強化し、高品質な物流サービスを展開する。

51億円を投じ、5階建て、延床面積2万3500m2の規模で、5月着工、2018年7月竣工の予定。

名神高速茨木ICの至近に位置し、西日本向け医薬品配送センターとして最適な立地で、免震構造のほか、非常用発電機、地中燃料タンクを設置し災害等による停電にも備えた災害に強い物流施設。

太陽光発電設備(169kW)、高効率空調設備、全館LED照明を採用し、環境負荷の低減に努め、全室空調、全床防塵仕様により高品質な保管が可能。

医薬品専門の運送子会社DPネットワークとともに展開しているGDP対応の医薬品保冷配送サービス「DP-Cool」の配送中継ターミナル(ドックシェルターに直結した保冷荷さばき場)を設置し、PICS/GDPガイドラインに準拠した高品質な医薬品物流サービスを提供する。

■三菱倉庫 茨木4号配送センターの概要
所在地:大阪府茨木市下井町
敷地面積:約25,100m2の一部
延床面積:約23,500m2(他に別棟で危険品庫等 約490m2)

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