三井不動産とプロロジス、「MFLPプロロジスパーク川越」を共同開発

三井不動産とプロロジスは4月12日、埼玉県川越市南台に大型物流施設「MFLPプロロジスパーク川越」を共同開発すると発表した。

同施設は、最寄りの関越自動車道「川越IC」から車で約7分の立地で、東名・中央・関越・東北道といった主要高速道路へのアクセスも良く、都心と全国各方面を効率的に結ぶ輸送ポテンシャルの非常に高い場所に位置する。さらに、西武新宿線「南大塚」駅からも徒歩6分と至近で、従業者の通勤利便性に優れ、庫内作業の人材募集にも有利な立地。

約60,000㎡の敷地に、ダブルランプウェイを備える地上4階建て合計延床面積約130,000㎡のマルチテナント型の物流施設として計画し、圏央道以南の関越自動車道沿いにおいて最大の物流施設となる。1階西側は、両面バースとする予定であり、敷地内ではトラック動線と乗用車の動線を分け、高い作業効率と安全性を確保する。また、全館LED照明導入や非常用発電設備をはじめとする環境やBCPに配慮した施設スペックに加え、カフェテリアやパウダーコーナーなど、従業者の快適さを追求した環境整備も行っていく。着工は今年8月、竣工は2018年10月を予定している。

国内不動産業界最大手の三井不動産と物流不動産のリーディング・グローバル企業であるプロロジスが、共同事業を推進することにより、双方のノウハウを結集することで、さらに先進的で質の高い物流施設を開発する。

<物件概要>
施設名称:MFLPプロロジスパーク川越
所在地:埼玉県川越市南台
建物規模:地上4階建て
計画敷地面積:58,749.53m2(17,771.73坪)
計画延床面積:130,797.85m2(39,566.34坪)
スケジュール(予定):2017年8月着工、2018年10月竣工

<プロロジスについて(www.prologis.co.jp)>
プロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒、世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、物流不動産のリーディング・グローバル企業として世界20カ国で事業を展開している。2016年12月末時点で、計6,290万㎡以上の物流施設を所有・運営・開発し、3PL、物流、小売、eコマースなど、約5,200社のカスタマーに最新鋭の物流施設を提供している。
日本国内ではこれまでに84棟、総延床面積約554万㎡の物流施設を新規開発し(開発中を含む)、現在47棟、総延床面積として約352万㎡の物流施設を運営および開発中。また、約21万㎡の物流施設の開発用地を所有している。

<三井不動産株式会社について(www.mitsuifudosan.co.jp)>
三井不動産株式会社は、日本で初めての超高層ビルとなる「霞が関ビルディング」や「日本橋三井タワー」等のオフィスビル事業、リージョナル型ショッピングセンター「ららぽーと」、アウトレットモール「三井アウトレットパーク」などの商業施設事業、「パークホームズ」シリーズなどの住宅分譲事業などを展開している。近年では、「東京ミッドタウン」や「柏の葉キャンパスシティ」などの大型複合再開発を手掛け、街づくりを推進している。
また、2012年4月に商業施設本部内に物流施設事業部(現 ロジスティクス本部)を立ち上げ、本格的に物流施設開発に取り組んでいる。2015年3月には、「ともに、つなぐ。ともに、うみだす。」の事業ステートメントを策定した。

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