アルプス電気は4月3日、中国現地法人である無錫アルプス電子有限公司(江蘇省無錫市)の敷地内に新工場を建設すると発表した。伸張するスマートフォンなどのモバイル機器および車載向け製品の生産数量増に対応する。投資額14億円で、建屋約1万7,000㎡(2階建て)の工場を建設、2018年2月に竣工させる予定。
中国・無錫アルプスは1995年の設立以来、各種スイッチやタッチパネル、カメラ用アクチュエータなど、さまざまな電子部品を製造している。また、昨今ではスマートフォンや車載機器の生産にも注力しており、中国をはじめとする同機器向けの生産数量の増加に対応するため、アルプス電気は無錫アルプスに対し追加投資を行い、同敷地内に新工場棟を建設するもの。
また、新工場棟建設にあたっては、無錫国家高新技術産業開発区管理委員会など中国政府各部門と協力し推進していく。
<追加投資および新工場棟の概要>
投資額:約14億円
工場面積:17,000m2(2階建て)
竣工:2018年2月(予定)
生産:スマートフォン等モバイル機器向けおよび車載向け電子部品
<無錫アルプス概要>
社名:無錫阿爾卑斯電子有限公司
設立:1995年1月
住所:江蘇省無錫市新加坡工業園
敷地面積:90,195m2
現工場面積:39,985m2
事業内容:電子部品の製造
従業員数:2,400人(2017年3月現在 正社員数)