■パッケージ事業のさらなる拡大に向け、国内最新鋭の生産環境を整備
共同印刷は4月3日、軟包装事業の戦略的拡大のため、生活・産業資材部門の主力工場である守谷第一工場(茨城県守谷市)の新棟建設に1日、着手したと発表した。完成は2018 年3 月の予定。
同社は、昨年10 月、守谷第一工場の敷地内に軟包装の専用工場(新棟)を建設し、中容量に最適なフレキシブルコンテナー「ハンディキューブ(R)」をはじめとする製品を柱に軟包装分野の拡大を進める旨を発表した。
このほど着工した新棟では、FSSC22000(※)の認証の取得を視野に入れた国内最新鋭の生産環境を構築し、国訳に安心・安全な包装材料をお届けする体制を強化する。また、軟包装の製造工程のひとつであるエージングを自動ラック化して物流効率を向上させるほか、高断熱仕様の外壁やLED 照明の採用などで省エネルギーを推進し、高効率で地球環境に配慮したエコファクトリーを目指す。
なお、新棟は2018 年3 月に竣工し、4 月から稼働を開始する予定。
※FSSC 22000…食品安全マネジメントシステムのひとつ。国際規格であるISO 22000 と、それを発展させたISO/TS 22002-1(またはISO/TS 22002-4)を統合し、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定
<守谷第一工場 新棟建設工事の概要>
● 工場名 :共同印刷 守谷第一工場
● 所在地 :茨城県守谷市立沢1932
● 建設日程 :2017 年4 月着工、2018 年3 月完成予定
● 建物概要 :鉄骨造3 階建
● 建築面積 :5,300 m2(1,601 坪)※延床面積12,556 m2(3,798 坪)
● 設計・施工:清水建設株式会社
※参考:増築工事終了後の守谷第一工場
土地総面積:31,386.52 m2
総床面積 :28748.3 m2(約8,696 坪)
以上