三井物産、ヨルダンで新規太陽光発電事業に参画発表式典を開催

●三井物産、ヨルダンで新規太陽光発電事業に参画発表式典を開催
2017年4月3日
三井物産株式会社は2017年4月2日に、米国発電事業大手AES(AES社)およびカタール国営の発電・造水企業ネブラスパワー(ネブラス社)と共にヨルダンで新規太陽光発電事業に参画することを発表しました。

本事業は、首都アンマンの東約25kmに位置するアルマナカ地区で出力約52MWの太陽光発電所を建設・運転するものです。商業運転開始は2019年を予定しており、同発電所からの電力については20年間にわたり、ヨルダン国営電力公社に全量を売電します。2017年4月中にヨルダン国営電力公社との長期売電契約を締結予定です。

発表式典は、ヨルダンのアブドラ2世国王ご臨席の下、サイフエネルギー鉱物資源省大臣ほかのヨルダン政府関係者、櫻井在ヨルダン日本大使、在ヨルダン米国大使館関係者、およびAESヨルダン社のメフタ社長、ネブラス社のジョロ社長も参加し盛大な式典となりました。

三井物産は、2006年にAES社と共にヨルダン初の独立系発電事業(IPP)案件、2012年に同国4番目のIPP案件を受注しています。本件は、三井物産にとってヨルダンでの3件目のIPP案件となり、総発電容量は約700MWで同国総発電容量の約18%に相当します。

三井物産は、IPP事業者として世界各国で発電資産を保有し、電力事業の開発・運営を展開していますが、風力・太陽光発電などの再生可能エネルギーの取り組みを一段と強化していきます。こうした施策を通じ、三井物産が主体的に機能発揮する新規開発をさらに継続することにより、ポートフォリオの良質化と収益力強化を目指していきます。
発表式典で、左から、AESヨルダン社のメフタ社長、ネブラスパワー社のジョロ社長、ヨルダンのサイフエネルギー鉱物資源省大臣、橋村三井物産プロジェクト開発第二部長発表式典で、左から、AESヨルダン社のメフタ社長、ネブラスパワー社のジョロ社長、ヨルダンのサイフエネルギー鉱物資源省大臣、橋村三井物産プロジェクト開発第二部長
覚書署名での調印で、ネブラスパワー社のジョロ社長(左)と橋村三井物産プロジェクト開発第二部長

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