タイで日本企業が実施するLED灯器の製造・販売事業に対する融資

タイで日本企業が実施するLED灯器の製造・販売事業に対する融資
海外展開支援融資ファシリティの一環として、中堅・中小企業による海外事業展開を支援

2017年3月30日

  1. 株式会社国際協力銀行(JBIC、総裁:近藤 章)は、本日、「海外展開支援融資ファシリティ」*1の一環として、ジェントス株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:小柴 慶太、以下「ジェントス」)との間で、融資金額4,000千米ドル(JBIC分)の貸付契約を締結しました。本融資は、株式会社三菱東京UFJ銀行との協調融資によるものであり、協調融資総額は5,957千米ドル相当です。
  2. 本融資は、ジェントスのタイ王国(以下「タイ」)法人GENTOS (THAILAND) CO., LTD.(以下「GT」)が実施するLED灯器の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、現地製造工場の新設資金として充てられます。
  3. ジェントスは、LED灯器の販売事業を手掛ける中小企業です。ジェントスのLED灯器は高い機能性や洗練されたデザイン性が高く評価されており、複数のデザイン賞を受賞しています。今後更なる販路の拡大を目指し、ジェントスは初の海外製造拠点となるGTを設立しました。本融資は、こうしたジェントスの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものです。
  4. JBICは今後も日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活かした案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していきます。

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