茨城県企業局は3月16日、雪印メグミルクと阿見東部工業団地の約2.8haについて、売買契約を締結したと発表した。
同団地は、首都圏との近接性に加え、2017年2月26日の圏央道県内区間の全線開通による交通利便性の向上など、立地環境の良さが高く評価された。
取得する土地は阿見東部工業団地15号で、約9億円で購入する。茨城県企業局によると、「同団地で操業中の阿見工場と一体的な利用を行うための敷地の追加取得」だとしている。
現在の阿見工場の敷地面積は13.4ha。工場延床面積は約60,000㎡。プロセスチーズ、マーガリンを製造している。2014年11月に稼働を開始。工場建設資金として275億円が投じられている。
■ 取得用地概要
所在地:茨城県稲敷郡阿見町大字星の里19番1号(阿見東部工業団地15号画地)
売主:茨城県企業局
分譲面積:28,228.71㎡
分譲代金:906,141,591円(単価32,100円/㎡)
購入目的:同社が同団地で操業中の阿見工場と一体的な利用を行うための敷地の追加取得
契約締結日:2017年3月16日