JBIC、インドネシア国営電力会社に対するバイヤーズ・クレジット

◼️日本企業によるMuara Karangガス焚き複合火力発電所向け設備の輸出を支援

国際協力銀行は3月10日、インドネシア国営電力会社(PT PLN(Persero、以下「PLN」)との間で、融資金額約92億円及び約22百万米ドル(いずれもJBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。

本融資は、三菱東京UFJ銀行(幹事銀行)、みずほ銀行、オーストラリア・アンド・ニュージーランド・バンキング・グループ・リミテッド(銀行)との協調融資によるもので、これら3行の融資部分に対しては、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)による保険が付保される。協調融資総額は約154億円及び約37百万米ドル。

本件は、PLNがインドネシアジャワ島ジャカルタ首都特別州においてMuara Karangガス焚き複合火力発電所(500MW×1基)を建設するにあたって、三菱商事株式会社等より、ガスタービン・蒸気タービン(三菱日立パワーシステムズ株式会社製)及び発電機(三菱電機株式会社製)等設備一式を購入するための資金を融資するもの。

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