ESR、尼崎パナ工場跡地に日本最大39万m2の物流施設計画

ESR(旧レッドウッドグループ・ジャパン)は17日、兵庫県尼崎市の大阪湾岸に建つパナソニックの旧第3・第4工場跡地(敷地面積19万4000平方メートル)に国内最大、アジアでも最大クラスとなる延床面積39万平方メートルの巨大物流施設を開発すると発表した。用地取得費用を合わせた総投資額は700億円に上る見通し。

建物は同社初の6階建て・ダブルランプ形式のマルチテナント型の物流施設とする計画で、京阪神工業地帯の中心に位置する尼崎の立地を活かし、西日本広域配送と大阪・神戸両市への配送需要に対応する拠点として、さまざまな業界の大手企業を誘致する。ESRは新拠点の完成により「完全稼働後は数千人規模の新規雇用を創出する」とみている。

現地は阪神高速道路5号湾岸線尼崎末広ICに近く、尼崎港周辺にある工業集積地区の一角を占める。容積率を最大限に生かした6階建てに設計し、2018年1月に着工。19年12月に竣工し、20年には満床稼働を想定している。

所在地:兵庫県尼崎市末広町 敷地面積:19万4000平方メートル(5万8800坪)
延床面積:39万平方メートル(11万8200坪)
着工:2018年1月
竣工:2019年12月
構造・階数:RC+S(鉄筋鉄骨コンクリート)造
地上6階建て

 

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