川崎重工、豪州LNGタンク建設プロジェクト工事現場から作業員撤収

 

川崎重工業は3月17日、同社が2012年に受注した豪州イクシスLNGタンク建設プロジェクトにおいて、コンソーシアムパートナーであるラング・オルーク社(LOR社)が、3月15日、川崎重工業によるLOR社への工事代金未払いを理由に、作業員を工事現場から撤収させたと発表した。

川崎重工業は、契約に基づく全ての工事代金をLOR社へ支払っていることから、イクシスLNGタンクプロジェクトの工事代金が未払いであるとのLOR社によるクレームには同意できないとしている。今回のLOR社の対応については、法的措置を含め必要な対応を取ることを検討している。

この間、川崎重工業は工事代金の問題解決に向けて、LOR社と何度も話し合いを行うなど多大な努力を払ったが、双方が納得できる解決に至ることはできなかったという。
今後も川崎重工業は顧客との契約に従い、本プロジェクトの完工に向けて作業を継続していくとしている。

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