アジアパイルHD、ホーチミンにコンクリート二次製品の子会社設立

総合基礎建設会社のアジアパイルホールディングス株式会社(東京都中央区)は1月30日、連結子会社でコンクリートパイル製造・施工を手掛ける地場最大手ファンブー・インベストメント(Phan Vu Investment=PVI、ホーチミン市)と共同で出資し、「ファンブー・インフラストラクチャー・コンストラクション(Phan Vu Infrastructure Construction=PVIC)」をホーチミン市に設立する。

 

PVICでは、建物外壁パネル、シートパイルなどのコンクリート二次製品の製造・販売・施工を手掛ける。授権資本は2000億VND(約 10 億円)、設立は3月の予定。大株主及び持株比率は、アジアパイルホールディングスが49%、PVI社が51%となる。

 

同社は、ベトナムにおける都市化の進展に伴う住宅需要の増加や交通などのインフラ整備の進捗に伴い、建設に要するコンクリート製資材への需要も高まる中、需要に応えるべく新会社を設立することとした。PVICの設立後、製造工場建設に着手する予定。新工場の完成後、ベトナム国内でコンクリート製品の製造販売施工事業を展開していく。

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