豊田車輌、山口県・宇部テクノパークへ全面移転

高所作業車などの特殊車両の検査、修理などを行う豊田車輌(山口県宇部市)が宇部テクノパーク(山中)に全面移転することになり、1月17日、同社と宇部市が進出協定の調印を交わした。

 

豊田車輌は1980年設立、高所作業車、パッカー車などの特殊車両の修理点検などを業務にしている。通信、電力関係の仕事の安全確保のため、高所作業車での作業が義務付けられるなどしたため特殊車両自体が増え、需要が拡大。創業時の10倍の年間500台以上を扱うようになり、新しく車椅子積載の福祉車両にも手を広げることから移転を決めた。

 

総事業費は約2億750万円。用地取得奨励金、雇用奨励金などの優遇措置を受ける。3月着工、9月に操業開始予定。敷地面積約4,700㎡、建築面積約680㎡の鉄骨平屋建ての工場を建設する。現行の従業員8人は操業開始時に10人に増え、最終的には14人体制となる。年間売上高1億2,000万円(2016年3月期)は毎年、1,000万円ずつ拡大させる。

 

<新工場概要>

事業所名:(有)豊田車輌

所在地:山口県宇部市大字山中字甲石700-19 (宇部テクノパークR区画)

投資額:約2億円

敷地面積:約4,700㎡

建築面積:約680㎡

事業内容:特殊・一般車輌等の点検・修理など

従業員数(予定):当初10人、最終14人

着工予定:2017年3月

操業開始予定:2017年9月

 

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