ウッドフレンズは1月5日、岐阜県養老町で新たに土地を取得し、工場を新設すると発表した。新工場にはプレカット設備を導入し、生産能力と生産性の向上を図る。今後は同じ敷地内で建設資材を製造する計画で、同社の柱となっている戸建分譲住宅事業の建築コストを抑え、事業工期の短縮を図りながらプレカット材や建設資材の販売を増やす。
同町では100%子会社のフォレストノートが岐阜工場を運営し、住宅向け集成材の製造やプレカット加工などを手がけているが、現在のプレカット設備はウッドフレンズが施工販売する住宅の全量を加工するのに必要な能力に届かず、加工の一部を外部へ委託していることから、新工場を建設することにした。
新工場の建設に伴う投資額は工場用地の取得費用、建屋、プレカット設備など11億円で、2月に着工し、7月の完成を見込む。