使用された「DHJ-15E」は、テノックスが実施した試験施工で、従来機(DHJ15-5)と比べて施工時のCO₂排出量を約36%削減。騒音も3~8デシベル低下するなど、環境負荷の軽減が確認されている。
大成建設は、施工時のCO₂排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボン・コンストラクション」を2023年から本格展開しており、今回の電動杭打機の活用もその一環。環境負荷の少ないクリーンな施工環境の実現に加え、住宅密集地などでも使用可能な低騒音施工の普及を視野に入れ、電動建設機械の導入を今後も積極的に進める方針だ。
今後は多様な電動機械を活用した施工技術の知見を蓄積し、脱炭素社会の構築に貢献していくとしている。
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