案件は第1国営港湾運営会社(ペリンド1)の子会社であるPTPが2019年内に開業を予定しているブラワンコンテナターミナルの拡張バースで使用するクレーン調達で、三井E&Sマシナリーは隣接するブラワン港既存国内コンテナバース向けに昨年11月に受注した三井パセコポーテーナ2基を含め、計6基のクレーンを2019年に順次納入する予定。
ブラワン港は、インドネシア西部に位置しマラッカ海峡に面した港湾であり、インドネシア政府も同港を西のハブ港として戦略的に開発・整備を進めようとしている。
三井E&Sマシナリーは東南アジア地区を重要市場ととらえ、マレーシア等に於ける豊富な納入実績を基にフィリピン、ベトナム、カンボジアと域内各国で継続的な受注を続け、インドネシアでも近年、2013年にジャカルタ・タンジュン・プリオック港に三井パセコトランステーナ13基を納入し、その後同港東部に建設されたニュー・プリオック・コンテナターミナル・ワン(NPCT1)にポーテーナ8基及びトランステーナ20基を納入、着実に実績を増やすと共に、海洋国家構想を掲げるインドネシア共和国で信頼される日本企業であり続ける事を目指してる。