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英スミス・グロスター(Smiths Gloucester)、JCBと40年超の取引関係を継続

・最大級油圧ショベル「JCB 370X」を新たに導入

JCB:2025年12月15日

英グロスターシャーを拠点とする建設・廃棄物関連サービス企業、スミス(グロスター)(Smiths (Gloucester) Ltd)はこのほど、JCB(JCB)のXシリーズで最大かつ最も高出力となる油圧ショベル「JCB 370X」を導入した。JCB製建設機械の販売・サービスを手掛けるホルトJCB(Holt JCB)から供給を受けたもので、両社の取引関係は40年以上に及ぶ。

JCB 370Xは、競合機種と比べて燃料1リットル当たりで最大4.5トン多くの土砂を移動できるとされる高効率モデルで、JCB Xシリーズのフラッグシップ機に位置付けられる。今回導入された370Xは、同社が保有するJCB建設機械群の一角を担い、今後はより高負荷な土木作業での活用を予定している。

同社の保有機には、JCBバックホーローダー(JCB Backhoe Loaders)、ロードオールテレスコピックハンドラー(Loadall Telescopic Handlers)、ミニ・ミディ油圧ショベル、締固めローラー、現場用ダンプ、テレトラック(Teletruk)、クローラ式油圧ショベル、ホイールローダーなど、幅広いJCB製品が含まれる。

スミス(グロスター)のポール・スミス取締役(Paul Smith)は次のように述べている。
「JCBを選び続けている理由は、優れたサポートとサービスにある。販売店であるホルトJCBとの良好な関係は非常に重要で、40年以上にわたりJCB機を購入してきた。対応の速さと一貫性は、当社にとって大きな差別化要因だ。現在も複数のJCB Xシリーズ機を自社の土木プロジェクトで使用しており、新たに導入した370Xは、より重作業向けに投入する。Xシリーズは出力、快適性、耐久性の面でオペレーターからの評価も高い。昨年デモ機として370Xを試用したが、当社の保有機構成に最適で、非常に力強く生産性が高い機械だ」

スミス(グロスター)は1982年、アラン・スミス氏(Alan Smith)とアン・スミス氏(Anne Smith)がJCB機1台から事業を開始。現在は、ヘレン、ポール、レベッカ、リサの4人の子どもたちが取締役として経営に参画し、家族経営を次世代へと引き継いでいる。

同社は、建機レンタル、基礎工事、解体、スキップ(廃棄物容器)レンタル、事業系廃棄物回収、廃棄物管理、ダンプ輸送など幅広いサービスを展開。イングランド南西部および南ウェールズ地域で550人以上を雇用し、450台超のトラックおよび建設機械を運用している。

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