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日本色材工業研究所、ハーバー社の小諸工場を取得

・第3の国内生産拠点として生産能力拡大へ

化粧品ODM/OEM事業を展開する日本色材工業研究所(東京都港区)は12月17日、ハーバー(北海道苫小牧市)が保有する小諸工場の資産を約6億5,000万円で取得すると発表した。2026年3月25日の取得を予定している。

同社は「美しさと健康とを創りだすことで生活・文化の向上に貢献する」という企業理念のもと、競争優位にある製品の強化と拡大、クリーン・ビューティーへの積極取組、高収益体質への転換を3つの重点戦略として事業を展開している。

将来の持続的成長を実現するため、2019年に竣工したつくば工場第3期拡張工事で実現した生産能力のフル稼働に向けて受注水準の嵩上げに注力してきたが、さらなる成長のためにM&Aや工場資産購入による生産能力拡大の機会を模索していた。

今回取得する小諸工場は、長野県小諸市に所在し、土地・建物・機械設備などが含まれる。同社は、この資産を第3の国内生産拠点として活用することで生産能力の拡大を図る。

同社は今後も更なる生産能力の増強や獲得、収益性の改善に取り組み、売上高及び利益の成長を目指すとしている。なお、今回の固定資産取得による2026年2月期の連結業績への影響は軽微としている。

<新工場概要>
所在地:長野県小諸市大字御影新田2652番1
取得資産の内容:土地・建物・機械設備など
取得価額:約6億5,000万円
取締役会決議日:2025年12月17日
契約締結日:2025年12月23日(予定)
取得日:2026年3月25日(予定)

ニュースリリース

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