kikai-news.net

荏原製作所、大阪府の北部流域下水道事務所向け大型ポンプ工事を受注

荏原製作所は12月10日、大阪府都市整備部北部流域下水道事務所が進める下水道施設整備プロジェクトにおいて、大型ポンプの更新工事を受注したと発表した。

同案件は、老朽化が進む主要排水設備の機能更新と耐震・防災対応力の強化を目的とするもので、荏原製作所は大口径・高効率の排水ポンプ設備の納入と関連据付工事を担う。更新後の設備は、集中豪雨や都市型水害リスクの増大に対応する重要インフラとして運用される。

■ プロジェクトの背景と目的

大阪府北部流域下水道は、都市部の人口集積や局地的豪雨の常態化により、排水能力の強化が継続的な課題となっている。今回の更新工事では、処理能力および信頼性の向上に向け、高効率・長寿命型のポンプ機器を導入。荏原製作所が長年にわたり国内外の下水道・防災インフラ向けで培ってきたポンプ技術が評価され、採用につながった。

■ 荏原製作所のコメント・取り組み

同社は、上下水道、産業排水、河川施設向けの大型ポンプで国内トップクラスの実績を有し、環境インフラの更新需要に積極的に対応。近年は、省エネルギー型ポンプやスマート保全ソリューションの提供を通じ、地方自治体の防災・レジリエンス強化に貢献している。

今回の受注について同社は、「持続可能で安全な都市インフラづくりに貢献する取り組みを今後も推進していく」としている。

<プロジェクト概要>
案件名: 大阪府・北部流域下水道事務所向け大型ポンプ更新工事
発注者: 大阪府都市整備部 北部流域下水道事務所
受注者: 荏原製作所
内容: 大口径排水ポンプ設備の更新・据付工事
目的: 老朽更新、排水処理能力向上、防災・耐災害性強化
発表日: 2025年12月10日

ニュースリリース

モバイルバージョンを終了