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米キャタピラー、DFW拠点を拡大―新オフィス取得で成長対応

キャタピラー(Caterpillar):2025年12月5日

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キャタピラーは12月5日、米国テキサス州ダラス・フォートワース(DFW:Dallas Fort Worth)地域での事業拡大に向け、新たなオフィスビルを取得したと発表した。同社は近年、北テキサスで採用・事業規模ともに拡大基調にあり、同地域でのプレゼンス強化が進んでいる。

同社が購入した新拠点は、テキサス州アービング(Irving)市の「901 W. Walnut Hill Lane」に位置し、既存オフィスである「ウィリアムズスクエア(Williams Square)」から近接。両拠点は社員および顧客対応スペースとして運用し、成長への対応力を高める。

キャタピラーは2022年に本社をアービングへ移転して以降、地域コミュニティとの連携を強化。2025年の創業100周年にあたる今年、同社の従業員や退職者を含む寄付額は190万ドルを超え、テキサス州内300以上の団体を支援した。

同社は「北テキサスにおける経済的プレゼンスをさらに拡大し、地域にポジティブな影響をもたらすことを期待している」と述べている。

キャタピラーの2024年売上高は648億ドル。同社は建設機械、鉱山機械、産業用ガスタービン、ディーゼル・天然ガスエンジン、ディーゼル電気式機関車などを製造する世界最大級のメーカーで、建設機械部門、資源機械部門、電力・エネルギー部門の3分野で事業を展開。また、金融サービスも提供している。

同社はグローバルディーラーネットワークを強みとし、持続可能な社会への貢献と低炭素化技術の開発を掲げている。

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