・追加工具不要で安全・迅速な履帯交換を実現
・油圧ショベルの現場作業効率を向上へ
キャタピラー(Caterpillar):2025年12月4日
新製品は、ピッチサイズ7.5インチクラスの標準油圧ショベルに対応し、現場での履帯メンテナンスを大きく効率化する。履帯損耗はダウンタイムや修理コスト発生の要因となるが、追加工具不要の設計により、作業時間と負担を削減する点が特徴。
キャタピラー シニアマーケットプロフェッショナルのティム・ネンネ(Tim Nenne)氏は次のように述べている。
「工具を使用しないソリューションは一時的な応急処置と見られがちですが、このトラッククランプ・マスターリンクはその認識を覆すものです。速く、簡単でありながら、確かな耐久性を備えています。」
同製品はGeneral Duty、Heavy Duty、Heavy Duty XLなど幅広いアンダーキャリッジ仕様に対応し、キャタピラーのカスタムトラックサービス(Custom Track Service)やアンダーキャリッジ保証プログラムと組み合わせることで、ユーザーの稼働維持と総保有コスト低減に貢献する。
現時点ではキャット 320 油圧ショベル(Cat 320 Excavator)向けに提供開始しており、対応モデルは2026年に順次拡大予定。
問い合わせや詳細情報は、最寄りのキャットディーラー、または公式サイトcat.comで確認できる。