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ユングハインリッヒ、コッペンラート&ヴィーゼの包装資材倉庫を自動化

・MOVU(モヴュ)シャトル技術を導入、集中型物流効率を大幅向上へ

ユングハインリッヒ(Jungheinrich):2025年12月3日

ハンブルク発、ユングハインリッヒは、コンディトライ・コッペンラート&ヴィーゼ(Conditorei Coppenrath & Wiese KG)の本社所在地であるメッティンゲン(Mettingen)において、包装資材専用の最新鋭自動倉庫を構築する。従来分散していた倉庫機能を統合し、集中型の自動化設備へ移行することで、社内物流プロセスの効率を大幅に高める狙いだ。

■高層ラック倉庫とMOVUアトラスシャトルによる集中管理

■空間効率を50%以上改善

MOVUアトラスシステムは走行通路を不要とする設計により、従来型倉庫に比べて50%以上の空間利用効率を実現。

コッペンラート&ヴィーゼのエンジニアリングプロジェクトマネージャー、トビアス・レスティング(Tobias Lesting)は次のように述べている。

「既存建屋内で効率的かつ自動化された包装物流の基盤を築けることは大きな成果です。ユングハインリッヒはハード・ソフト両面の経験と技術力を兼ね備え、MOVUシステムを我々のプロセスに完璧に統合してくれました。」

■ソフトウェアによるシームレス統合

MOVUウェアハウス・エグゼキューション・システム(Warehouse Execution System, WES)は、倉庫・搬送プロセスをリアルタイムで統合管理。

■モジュール構成により将来的な拡張にも柔軟に対応可能。

ユングハインリッヒのテクニカルセールスプロジェクトマネージャー、クラウス・ボーデ(Claus Bode)は次のように強調する。

「搬送設備からソフトウェア統合、サービスまで一貫提供できるのが当社の強みです。MOVUアトラスシステムの導入により、高密度倉庫と高い動的性能を両立し、将来の成長基盤を築きます。」

■納入範囲と稼働予定

ユングハインリッヒの納入範囲には、2,916パレットラック、プラットフォーム、階段、安全設備に加え、8台のMOVUアトラスパレットシャトル、MOVU towerソフトウェア、リフト、パレット搬送システム、倉庫管理システム(MOVU ops)が含まれる。さらにアフターサービスも担う。

新倉庫の稼働開始は2027年1月を予定している。

ニュースリリース

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