・設計・建設・維持管理を一体発注するDBO方式で官民連携を推進
月島ホールディングス傘下の月島JFEアクアソリューション(以下TJAS)は12月1日、代表企業として参画する特別目的会社「TAS・ONE株式会社」を通じ、大阪府発注の「大和川下流流域下水道 大井水みらいセンター汚泥処理施設包括管理事業(設計・建設・維持管理)」を受注したと発表した。11月に契約を締結し、設計・建設から維持管理までを一体的に担う。
TJASを中心とするグループは、汚泥処理施設における豊富な設計・建設実績とPPP事業で培った運転維持管理ノウハウを提案。入札の結果、落札に至った。設計・建設期間は2025年11月から2032年2月まで、維持管理期間は2030年3月から2041年3月までを予定している。
■参画企業一覧
- 代表企業:月島JFEアクアソリューション(焼却設備の設計・建設、修繕、マネジメント)
- 構成員:アイテック(運転管理業務)、神鋼環境ソリューション(濃縮脱水設備の設計・建設)
- 協力企業:神鋼環境メンテナンス(濃縮脱水設備修繕)、安川オートメーション・ドライブ(電気設備設計・建設・修繕)、真柄建設(土木・建築設計・建設)
TJASグループは今後も上下水道施設の更新需要に積極的に対応し、水インフラの持続的発展に寄与する方針。
<事業概要>
事業名称:大和川下流流域下水道大井水みらいセンター 汚泥処理施設包括管理事業
(設計・建設・維持管理)
事業場所:藤井寺市西大井一丁目(大井水みらいセンター内)
事業内容:設計・建設 汚泥処理施設の設計及び建設
維持管理 汚泥処理施設の維持管理
事業期間:設計・建設期間 2025年 11月~2032年 2月
維持管理期間 2030年 3月~2041年 3月